フルマラソン走れる巨大公園も建設 有観客の北京五輪へ、東京も参考

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北京=高田正幸
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 来年2月に開幕する北京冬季五輪について、中国本土在住の観客を入れて開催されることが9月29日に決まった。新型コロナウイルスの流行を抑えつつ、大会をいかに「成功」に導くか。東京五輪を教訓に、難しい課題に挑む。

 北京市郊外の1100ヘクタールを超える広大な敷地一帯に、五輪でスノーボード競技などの会場となるジャンプ台が設けられ、42キロのマラソンコースも備える。1日に正式開園予定の、「北京冬季五輪公園」だ。「市民に五輪遺産を残す」としてつくられた。9月30日に記者が訪れると、一部開放されたエリアで記念撮影をする市民の姿が見られた。

 近所で勤務する公務員の男性(26)は観客を入れた五輪について、「我が国はコロナ対策が比較的うまくいっているから、国内の観客は問題ない。チケットが手に入れば私もぜひ会場に行ってみたい」と話す。

 昨年末までに12カ所の競技会場建設や修繕が完了し、競技拠点をつなぐ約170キロの新たな高速鉄道も開通している。8月には飲食サービス業や宿泊施設の関係者のオンライン研修も始まった。ハード、ソフトの両面で五輪の準備が進む。

 大会組織委によると、新型コロナ対策も国際オリンピック委員会(IOC)と協議を重ねてきたという。参考にしたのは、東京五輪パラリンピックだ。

 国営新華社通信によると、組…

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