北京冬季五輪、観客入れて開催へ 中国在住者のみ、国外客は断念

遠田寛生
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 国際オリンピック委員会(IOC)は29日に理事会を開き、来年2月の北京冬季オリンピック(五輪)・パラリンピックを有観客で開催する方針を発表した。新型コロナウイルスの予防策として、来場できるのは中国本土在住者のみで、ほかにも条件が付けられる予定。国外からの一般客受け入れは、今夏に開かれた東京夏季大会に続き断念した。

 コロナ対策の一環として、来年1月23日からパラリンピックが終わる3月13日まで大会会場周辺を「閉鎖」して運営する。外部との接触を遮断するため、大会参加者は競技会場や宿泊先など限定された場所にしか行き来できない。スタッフを含めて毎日検査を実施するという。

 入国する際、ワクチン未接種の人に対しては現行のまま21日間の隔離措置を講じる。2度のワクチン接種が完了している人は短縮される見込みだ。医学的な理由で接種できない人は、個別に相談して決めていく。

 理事会には国際パラリンピック委員会(IPC)も同席し、3月4日開幕のパラリンピックでの採用を承認した。またIOCは東京大会同様に、大会関係者の人数を削減するためゲストの同伴プログラムの中止も決めた。

 IOCは「大会組織委員会の方針を歓迎する。しかし、大会を安全に開催するためには、中国本土以外からの観客を制限する必要がある。選手や世界中の観客の残念な気持ちを察している」と声明を出した。(遠田寛生)

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