メルケル氏、最後のG20サミット ドイツ初の女性首相として16年

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 ドイツメルケル首相は政界からの引退を表明しており、31日にローマで閉幕する主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)は今回が最後となる見通しだ。ドイツ初の女性首相は約16年間、国際社会で常に存在感を放ってきた。

 3日には欧州をともに二人三脚で引っ張ってきたフランスのマクロン大統領が、ワインや美食で有名なブルゴーニュ地方にメルケル氏を招き、お別れ会を開く。

 2005年に首相に就任したメルケル氏は政界からの引退を表明し、9月下旬にあったドイツの総選挙に立候補しなかった。

 メルケル氏は今回のサミットに、中道左派社会民主党(SPD)のショルツ氏を同行させた。ドイツでは9月の総選挙以降、第1党となったSPDを軸に連立政権樹立に向けた最終調整が続いており、今回の同行は、ショルツ氏を後継首相と位置づけたものと受け止められている。新政権が発足すればメルケル氏は政界を去ることになる。