緊張続く米トルコ首脳が会談 米、ロシアミサイルの保有に懸念示す

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イスタンブール=高野裕介、ローマ=高野遼
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 バイデン米大統領とトルコのエルドアン大統領が10月31日、主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)が開かれているローマで会談した。両国は緊張関係が続いており、バイデン氏はトルコがロシアから購入したミサイルシステムに懸念を示したという。人権問題など、相違が目立つ問題についても協議した。

 ホワイトハウスによると、バイデン氏はトルコとの防衛面での協力の重要性を再確認した一方で、北大西洋条約機構(NATO)の同盟国であるトルコがロシアのS400地対空ミサイルシステムを保有していることに懸念を示した。民主主義や人権を守ることの重要性についても強調したという。

 そのうえで、米政府としてトルコと建設的な関係を維持する意向を伝え、「両国の違いに効果的に対処する」ことを求めたという。米政府高官は会談前、「バイデン氏はエルドアン氏に対し、危機を回避する道を探るべきで、無謀な行動は両国の同盟関係に寄与しないと伝えるだろう」と話していた。

 冷え込んでいる両国関係の最…

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