8月の有効求人倍率1.14倍で横ばい、求職者・求人ともに増加

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 厚生労働省が1日発表した8月の有効求人倍率季節調整値)は1・14倍で、前月より0・01ポイント減った。厚労省は「新型コロナウイルスのワクチン接種が進み、求職活動を始めた人がいた一方、求人も増加傾向で横ばいになった」とみている。

 求人倍率は求職者1人に求人が何件あるかを示す。求職者は約192万人で前月より2・2%増え、求人は約216万人で1・2%増えた。緊急事態宣言下でも求人が増えてきたため、厚労省は今後も大きくは落ち込まないとみている。

 業種別の新規求人(原数値)では、コロナ禍に苦しむ宿泊・飲食サービスが約4万6千人で前年同月よりも12・3%増えた。製造業は約7万5千人で同39・3%増だった。

 総務省が1日発表した8月の完全失業率(季節調整値)は2・8%で前月と同じだった。完全失業者は191万人で前月と比べて1万人増だった。