眞子さま一時金「わがままではない」 もらうべきと指摘する識者は

有料記事眞子さまと小室圭さん結婚

聞き手・池田伸壹

 この4年間、世間の注目を浴び続けた眞子さまと小室圭さんの結婚。国民が「ふさわしい」と認めなければ結婚できないかのような空気の根底にあるものは何なのか。「天皇家の財布」などの著書のある成城大学教授の森暢平さんに聞いた。

 ――眞子さまと小室さんの結婚では、皇籍を離脱する際に支給される「一時金」などお金の面に関心が向けられています。この点をどう見ていますか。

 「私は、一時金は受け取るべきだったと考えています。一時金は、結婚の際に『今後も品位を保ってください』と国家から支払われる、いわば退職金で、天皇との距離に応じて決まります。平成の天皇の孫である眞子さまの場合は、金額としては9年分の年金で、1億3725万円だと想定されていました。皇族は国民年金には入れないこともあり、そういう建て付けになっています」

 「それなのに、国民に支持される相手なら受け取るべきで、そうでない相手と結婚するなら受け取らない、などという運用は危険です。すべての国民を統合する皇室というあり方は今後、難しくなります。国民に支持されないならば、何もできないことにつながり、制度を不安定にしかねません」

 ――皇室の生活が国民の払う税金によって支えられ、一時金ももとは税金なのだから、その使い道について意見を言う権利がある、という声もあります。

眞子さまの結婚に対する、納税者である国民から厳しい意見が相次いでいます。記事の後半で、森氏は皇族費の実態への国民の無理解があると主張。眞子さまや小室さんへのバッシングの裏に潜む、日本の現実を指摘します。

 「メディアやSNSには、結…

この記事は有料記事です。残り2513文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
【10/18まで】有料記事読み放題のスタンダードコースが今なら2カ月間無料!