アバターで出る内定式も コロナ禍2年目、学生つなぐ工夫あれこれ

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石山英明
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 2022年春に入社予定の学生らの内定式が1日、各地であった。コロナ禍対応でオンライン開催を選んだ企業が、少しでも雰囲気をリアルに近づけようと工夫を凝らした。

 キリンホールディングスは今年からオンラインに切り替え、内定者約120人が参加した。昨年は全国4会場に分けてのリアル開催だった。「準備中は緊急事態宣言解除の見通しが不透明だったためオンラインにした。延期してリアルでできないかも検討したが、感染者数が減らないリスクも考慮した」(広報)という。

 今年は内定式のオンライン化がいっそう進んだ。就職情報会社・学情の9月の調査では内定式をオンラインで実施すると答えた採用担当者は35・4%。昨年9月は26・6%だった。リアル開催は41・4%から33・0%に減った。「テレワークが定着してきたのと、緊急事態宣言の有無が影響している」(広報)という。

 企業の多くは、リアルでできるならやりたいと考えている。会社の雰囲気をじかに感じ、同期と交流すれば、入社への意欲も高まると期待できるからだ。人事担当にとっては、どうリアルに近づけられるかが知恵のしぼりどころになる。

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