眞子さま結婚、関心集めた皇族のお金 欧州の王室が求められた透明化

有料会員記事

聞き手 編集委員・塩倉裕
[PR]

 秋篠宮家の長女眞子さまと小室圭さんの結婚が、紆余(うよ)曲折を経て決まった。この間、これまでになく国民の関心を集めたのは、皇室離脱する皇族に支給される「一時金」などのお金の問題だ。この現象は何を意味するのか。英国王室などの歴史に詳しい関東学院大学教授の君塚直隆さんに聞いた。

 ――今回の一時金の問題では、皇室運営に使われる税金の存在に関心が集まりました。

 「欧州にも、王室のお金の問題には触れてはいけないという雰囲気は昔ありました。20世紀の半ばぐらいまでの話です」

 「20世紀の後半以降、民主社会でマスメディアが発達する流れの中で変容が進みました。公費の使われ方を透明化するよう公人に求める機運が強まり、王室も例外ではなくなっていったのです。いまや欧州の各王室では、王室の収入と支出を自ら透明化したり社会貢献活動をアピールしたりする積極的な取り組みが一般化しています」

 ――具体的には、変容はどう始まったのでしょう。

眞子さまの結婚で、皇族のお金に対する関心が集まりました。君塚氏によると、欧州の王室は国民の厳しい視線から、変容を迫られています。記事の後半で、詳しく説明しています。

 「1990年代に英国王室が…

この記事は有料会員記事です。残り1483文字有料会員になると続きをお読みいただけます。