大阪コロナ療養センターを公開 ホテル療養率が5割超えたら稼働

新型コロナウイルス

寺尾佳恵
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 新型コロナウイルスの感染拡大に備えて大阪府が設置した「大阪コロナ大規模医療・療養センター」が1日、報道陣に公開された。感染拡大が落ち着いているため、当面運用はせず、宿泊療養施設の使用率が50%を超えた時点で、無症状と軽症向けの受け入れ準備を始める方針。警備員や看護師を集め、準備開始から2週間後には稼働させるという。

 大阪市国際展示場「インテックス大阪」6号館に9月30日、無症状と軽症向けの500床を開設。建物自体を高さ3メートルの防壁で覆い、周囲と隔離した。入所すると、感染力がなくなるとされる発症から10日後までは原則出られず、施設内で生活する。

 男女別のエリアが設けられ、パーティションで区切られた部屋にはテレビや冷蔵庫が置かれている。家族用の個室もあり、寝具は東京五輪で選手らが使用したものを譲り受けた。診察室、洗濯エリア、共用のシャワー室や畳コーナーなどもある。今後、中等症200床を含め1千床まで拡大する。

 中等症向けについては、府が確保する軽症中等症の病床使用率が70%を超えれば、受け入れ準備を始めるという。1日に施設を視察した吉村洋文知事は「医者も看護師も常駐する。自宅にいて誰の目も届かず、そのまま重症化していくよりは非常に安心できる施設になる」と語った。(寺尾佳恵)

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