台風16号、関東沿岸などで暴風雨に 千葉では河川氾濫

吉沢英将、酒井祥宏
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 大型で強い台風16号は1日午後、伊豆諸島や関東の沿岸部を暴風域に巻き込み、広い範囲で暴風雨となった。今後は速度を上げて海上を北東へ進み、2日夜に温帯低気圧に変わる見込み。

 気象庁によると、台風16号は1日午後、千葉県沖を北東に進んだ。中心気圧は950ヘクトパスカルで、中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は60メートル。

 観測された最大瞬間風速は千葉県銚子市で41・8メートル、東京・三宅島で41・7メートル。東京・羽田でも26・7メートルを記録した。各地で激しい雨も降り、1時間降水量では千葉県勝浦市で39・0ミリ、神津島で34・5ミリを観測。横浜市中区でも25・5ミリの強い雨となった。

 千葉県いすみ市では佐室川が氾濫(はんらん)したとして1日昼、佐室地区115世帯258人に警戒レベル5の緊急安全確保が出された。県によると、同地区で5棟が床上浸水し、道路が冠水するなどしたという。総務省消防庁によると、神奈川県で風にあおられ転倒し、4人が軽傷を負ったという。(吉沢英将、酒井祥宏)