眠れない、クラスがピリピリ…コロナ禍で追い込まれる受験生の子ども

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柏木友紀
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 受験生にとって追い込みの秋。コロナ禍により学校も塾も日常生活も制限された状態が続き、ストレスを抱えている子も少なくない。受験生はどんな状況に置かれているのか。(柏木友紀)

 東京都内の小学6年女子は、夏休み明けから9月末まで、学校の授業を自宅からオンラインで受けた。塾の授業はライブ配信がないものもあるため、対面で出席している。コロナへの恐怖感が強く、昨年から家にこもりがちな日々が続く。

 在宅の時間が多く日光をあまり浴びないためか、寝付きが悪くなり、深夜に目を覚ますことも。小さい頃から通っていた水泳教室もコロナ禍で閉鎖し、体を動かす機会がない。思春期に入り肌荒れも気になる。塾では、成績次第で毎週席替えがあるのもストレスになる。

 「ただでさえ入試が迫って気分が不安定なのに、学校も落ち着かず、オンラインでは友人との気晴らしもできにくい。娘は心配性で、模試の結果なども尾を引くタイプ。入試本番までにコロナやインフルエンザの拡大などがまた起きたりしたら、どう励ましたらいいか」と、母親は気をもむ。母親自身も過去問の山を見て時間が足りないと焦り、つい、「あれもこれもできていない」と言ってしまう。リラックスさせるために、入浴剤を日々変えて風呂に入らせたり、時にはカフェに連れ出して本を読ませたりしている。

内申点気にして、クラスに緊張感 友人関係も深まらず

 埼玉県の小6男子は、周囲は…

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