紀州のドン・ファン経営の2社、破産手続き開始 起訴の元妻が代表に

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 「紀州のドン・ファン」と呼ばれ、2018年5月に急性覚醒剤中毒で死亡した和歌山県田辺市の資産家、野崎幸助さん(当時77)が生前に経営していた金融業・酒類販売会社「アプリコ」と、その関係会社「アンカー」(いずれも田辺市朝日ケ丘)の2社が和歌山地裁から破産手続きの開始決定を受けたと、民間の調査会社が1日、発表した。決定は9月21日付。債権者が8月、破産を申し立てたという。

 東京商工リサーチ和歌山支店によると、決算書に基づく負債総額はアプリコが約7億5千万円、アンカーが約1億4千万円。

 帝国データバンク和歌山支店などによると、アプリコは1996年、アンカーは2008年設立。一般消費者や中小企業を貸付先として、信用貸し付けや手形貸し付け、不動産担保貸し付けなどを手がけていた。

 野崎さんを殺害した罪などで起訴された元妻の須藤早貴被告(25)が2018年7月、2社の代表に就いていた。