ワクチン打つなら焼き肉屋で 飲食店関係者ら200人「来店」 京都

新型コロナウイルス

高井里佳子
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 ワクチンを打つなら、焼き肉屋で――。京都市中京区の焼き肉屋「益市 堺町錦」が2日、新型コロナウイルスワクチンの職域接種会場になった。京都府内の飲食店関係者や家族ら約200人がワクチンの接種を受けた。

 益市は「京の台所」と呼ばれる錦市場商店街そばにある。「来店者」たちは医師の予診を済ませ、テーブルに着席。看護師にモデルナ製ワクチンを打ってもらった。

 下京区の焼き鳥居酒屋店長、杉本修さん(46)は「調理器具がある見慣れた風景で安心感があった。薄暗くて座り心地も良く、くつろげた。次は肉を焼きたい」。

 呼びかけ人は益市を経営する国本忠義さん(52)。緊急事態宣言が長期化したため、今年、通常営業できたのは14日間だけだった。「ただただ耐えるだけ。行動を起こしたい」と考え、取引先の酒屋などを通じて飲食店160店に声をかけて実現した。国本さんは「飲食店が接種を進めることで、飲食の場の安心のイメージを強めたい」と話した。(高井里佳子)

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