中国軍機39機、台湾の防空識別圏に進入 台湾外交部はSNSで批判

台北=石田耕一郎
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 台湾国防部(国防省)は2日、西南域の防空識別圏(ADIZ)に中国軍機延べ39機が進入したと発表した。中国は1日にも過去最多となる38機を進入させたばかりで、2日続けて1日当たりの進入数の最多を更新した。

 中国通信によると、中国・環球時報の胡錫進編集長は2日、SNSに「中国の国慶節を祝う新たな式典だ。蔡英文(ツァイインウェン)当局が悪ふざけをするなら、大陸側ははるかに上回る行動力で対応する」などと投稿した。

 国防部の発表によると、2日に進入したのは戦闘機「殲16」延べ26機、「スホイ30」延べ10機など計4機種。日中と夜間に分けて飛行してきたという。

 台湾の呉釗燮(ウーチャオシエ)外交部長(外相)は2日午前、外交部(外務省)のツイッターに「これは威嚇なのか? もちろんだ。奇妙なのは、中国がもはや言い訳すらしていないことだ」と投稿し、中国の動きを批判した。(台北=石田耕一郎)