「二階にあらずんば…」「日本の宝」 地元から見た二階幹事長の退任

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浅沼愛、西岡矩毅
写真・図版
和歌山県御坊市の住宅の壁に貼られている二階俊博氏のポスター
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 自民党二階俊博衆院議員(82)が党幹事長を退任した。党の要となるポストを歴代最長の5年間務め、安倍・菅両政権で権勢を誇った二階氏。今回の退任を地元・和歌山の人たちはどう受け止め、地元に戻った二階氏は支援者に何を語ったのか。識者は「自民党=二階党だった時代の終わり」と話す。

「日本の宝、もったいない」

 「国の方向性を見て、ご意見役としてものを言える人なのに、もったいない。がんばってくれました」

 白砂のビーチが人気の白良浜海水浴場に近い温泉旅館「むさし」(和歌山県白浜町)。沼田久博社長(67)は、二階氏の自民党幹事長退任をこう惜しんだ。二階氏が県議時代から40年以上応援している。

 新型コロナウイルスの影響が出始めた昨春、町内の宿泊客数は前年の1割程度まで減った。助けとなったのが、政府の支援策「Go To トラベル」事業だったという。

 二階氏は全国旅行業協会の会…

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