阪神、マルテの3戦連発で3連勝も その後2四球、相手の思惑は

KANSAI

内田快
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 (3日、プロ野球 阪神タイガース1―0中日ドラゴンズ)

 待っていましたとばかりに阪神・マルテが振り抜いた。三回2死。中日の小笠原慎之介が高めに投じた直球を引っ張って、左翼ポール際への決勝ソロとした。

 この中日3連戦。3試合連続で本塁打を放って計7打点。いずれも高めのボールばかり。「彼の場合は高めなら完全なボール球でも打てる。当然防がないといけなかったけど」。中日の与田剛監督はほぞをかんだ。

 この1点を守り切って、チームは3連勝。だが、初戦の大山悠輔の2ランを除いては、絶好調のマルテ以外に打点がついていないのは気がかりだ。

 「打撃コーチからは(調子が)戻りつつあると聞いている」(井上一樹ヘッドコーチ)という佐藤輝も、期待を背負って5試合ぶりに先発したが、快音は聞かれず連続打席無安打は59に伸びた。

 首位ヤクルトに離されまいと戦う今、勝ちさえすればとも言えるが、矢野燿大(あきひろ)監督も「欲張るともうちょっと点をとりたいというか」。

 一発の後、マルテは勝負を避けられた。第3打席はストレートの四球。第4打席は七回2死二塁で申告敬遠、続く4番大山は三ゴロに倒れた。「マルテさえ、抑えれば」という相手チームの思惑も透けた。矢野監督は大山らに「今後、その悔しさをぶつけていってほしい」と奮起を促した。

 チームは5日から9試合の遠征に出る。ヤクルトも含め、関東の3球団はどこも打線が強力だ。消耗を強いられる投手陣を、打者が援護しなければ。(内田快)

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