熱田神宮に伝わる宝刀を展示「草薙館」が開業 展示方法も剣独特に

佐藤雄二
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 【愛知】熱田神宮名古屋市熱田区)に3日、「剣(つるぎ)の宝庫 草薙館(くさなぎかん)」がオープンした。特大サイズで有名な二つの「真柄(まがら)太刀」(刃長222センチの「太郎太刀」と167センチの「次郎太刀」)を常時公開するほか、神宮が所蔵する名刀を月替わりで展示していく。

 熱田神宮は、武士・軍人・刀匠ほか市井の人から奉納されてきた約450点の刀剣を宝刀として所蔵している。国宝の「来国俊(らいくにとし)銘短刀」をはじめ、「熱田三剣」と呼ばれる脇差し「痣丸(あざまる)」「蜘蛛切丸(くもきりまる)」「熱田国信(くにのぶ)」など、国や県の文化財指定刀剣は30点を超す。

 刃文が微妙に異なる刀身の表と裏が見えるように独立ケースで陳列してある。真柄太刀の重さを体感できるコーナーのほか、鍛造工程や草薙剣(くさなぎのつるぎ)を解説するコーナーもある。

 令和の代替わりを記念して建設した。施設名称はご神体の草薙剣にちなむ。拝観料一般500円(小中学生200円)。(佐藤雄二)