大川に「モッカランド」オープン 遊具も仕事も、子育て期の家庭支援

野上隆生
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 福岡県大川市に3日、市子育て支援総合施設「モッカランド」が開館した。発達障害児や要保護児童への支援を含め、妊娠期から子育て期まで、子どもと家庭を支援する拠点施設として活用していくという。

 市によると、市内に分散していた子育て施設が老朽化したため、整備中の大川中央公園の一角に総事業費7億9千万円をかけ、5年がかりで新設した。「木工の町・大川」らしさを意識した木造平屋建てで、面積は1744平方メートル。愛称は、市のゆるキャラ「モッカくん」が好きだという市内の小学1年、塚本結彩(ゆあ)さん(6)の案を採用した。

 新施設では「子育て世代包括支援センター」「子ども家庭総合支援拠点」「児童発達支援」の3機能を集約。保健師や保育士、家庭児童相談員ら専門スタッフが常駐し、医師とも連携して支援につなげる。

 就学前の子ども用遊具を備えた「モッカルーム」、離乳食教室もできる「クッキングルーム」、マジックミラー越しに子どもの行動が見える発達支援のための「ニコニコルーム」、交流イベントができる多目的ホールのほか、「モッカフェ」ではパソコン机やWi-Fiも完備し、仕事もできる。施設は市外からの利用も可能だという。

 倉重良一市長は「多様化する子育てのニーズに対応できる施設になった。子育て世代の悩みを少しでも減らし、楽しみを増やせる場にしたい」と話した。野上隆生