巻いて巻いて、長ーく楽しんで 大阪の店が長さ37センチ食パン販売

狩野浩平
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 大阪を中心に展開するパン屋クックハウスが、長さ37センチ、厚さ6ミリの食パンを販売している。その名も「くるりんサンドパン」(持ち帰りで税込み584円)。同社は「チキンやフルーツなどを巻いて食べてほしい」という。大阪、奈良両府県の計14店舗で、金土日のみ買える。

 3斤サイズの長い食パンを焼き、刃を入れる方向を90度変えて薄切りにした。しっとりと焼き上げて弾力があり、薄くても簡単にはちぎれない。

 減農薬の国産小麦から作った全粒粉を使っており、食物繊維やミネラルが豊富だという。

 記者も試供品をもらい、自宅で巻いてみた。焼いたソーセージを載せてケチャップやマスタードをつけて巻いたり、ヨーグルトと蜂蜜を塗って冷凍のブルーベリーを散らして巻いたり。パンが薄いので具材をたっぷり楽しめる上、パン自体の味や香りもしっかりと感じることができた。

 同社は、外出しづらい世の中だからこそ自宅でもパンで楽しんでほしいと、昨冬から企画を練った。

 「挟むのではなく、手巻きずしのように巻いてみよう」「普通の厚さじゃ面白くないからできるだけ薄くしてみよう」。さまざまなアイデアが出て、社員も過去に見たことがない奇抜な形のパンが生まれた。

 社内の試食の中では、ローストビーフやスモークサーモンのほか、ひじきやホウレン草のおひたしなど、意外な具材も好評だったという。

 担当者は「巻くという発想で具材の幅が大きく広がった。クリスマスや年末年始も控えており、もっと楽しんでもらえる食べ方を提案していきたい」と話す。(狩野浩平)