最終戦でも2敬遠、大谷が意地のアーチ 松井秀喜さん以来の大台達成

シアトル=坂名信行
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 大リーグ・エンゼルスの大谷翔平が3日(日本時間4日)、レギュラーシーズン最終戦で今季46号となる先頭打者本塁打を放って、ファンの期待に応えた。この本塁打で大谷は今季100打点に到達。2007年の松井秀喜(ヤンキース)以来、日本選手2人目の大台に到達した。

 敵地で臨んだマリナーズ戦に「1番・指名打者」で先発出場。試合前には「必ず1打席1打席、自分の打席を最後までしたいなと思います」と、二刀流をやりきった今季の締めくくりの試合に気持ちを入れていた。

 その1打席目だった。先頭打者で打席に立つと、相手の先発左腕が投げた甘いカットボールを見逃すことなく右翼席へ今季46号本塁打。実に11試合ぶりのアーチをかけた。最終盤になって四球攻めに遭うだけでなく、甘い球を打ち損なうなど不調だった。それでも、今季最後の試合で心地よい感触をその手に残した。

 ワイルドカードでのプレーオフ進出の可能性が残っていたマリナーズからは、2、4打席目に申告敬遠で勝負を避けられるなど、最終戦は3打数1安打で終わった。

 ア・リーグトップの32本塁打で前半戦を折り返し、日本選手初の本塁打王の獲得が期待されてきたが、今季は46本で終了し、トップのペレス(ロイヤルズ)とゲレロ(ブルージェイズ)とは2本差の3位。タイトル獲得は来年以降に持ち越しとなった。「オフのトレーニングはもっとハードなものにして。まだまだ上にいけると思って今年以上のパフォーマンスが出せるようなオフシーズンにしたい」と大谷は誓った。(シアトル=坂名信行)