経営危機の中国・恒大集団、香港市場で一時売買停止に 理由明かさず

北京=西山明宏
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 香港株式市場で4日午前、経営危機に陥っている中国不動産大手の中国恒大集団の株式が一時的に売買停止となった。他にも、傘下で不動産管理の恒大物業集団も売買停止に。売買を継続できない何らかの理由があるとみられるが、恒大側は明らかにしていない。

 恒大関連の株式がすべて停止になっているわけではなく、傘下で電気自動車製造の中国恒大新能源汽車集団の株式は売買が続いている。

 恒大集団は9月23日と29日に期限が来た米ドル建て社債の利払いを実行できておらず、今後の方針を明らかにしていない。また、傘下の地方銀行の株式を同29日に国有企業に売って資金調達すると発表したが、10月以降も年内に立て続けに社債の利払い期限が来る。厳しい資金繰りが続いており、市場では債務不履行(デフォルト)の懸念がくすぶっている。(北京=西山明宏)