衆院選10月31日投開票へ 最速シナリオににじむ岸田新総裁の思惑

有料会員記事2021衆院選自民岸田政権発足へ

石井潤一郎
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 自民党岸田文雄新総裁は4日、衆院選の日程について、臨時国会の会期末に衆院を解散し、19日公示、31日投開票とする方針を固めた。衆院選の準備作業を想定すると、実現可能な最速の選挙シナリオだ。岸田氏が、電光石火の政治決戦に臨もうとする理由は何か。

 岸田氏の周辺では、総裁選に勝利した後、衆院選の日程について26日公示、11月7日投開票とする案などが検討されていた。当の岸田氏は周辺には「色々なことを考えないといけない」などと語っていたという。

 臨時国会最終日の14日に衆院を解散し、31日投開票の日程が決まれば、解散から投開票までの期間は17日間で戦後最短となる。自治体の準備などを考えると、極めて窮屈な異例の日程だ。そんな「最速シナリオ」で衆院選に踏み切ろうとする背景には、政権発足直後の「ご祝儀相場」を追い風にしたい思惑がある。

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2021衆院選

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