野菜やアイス、冷蔵室故障のトラックで配送 スーパー「バロー」に

根本晃
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 東海地方を中心にスーパーを展開するバロー(岐阜県多治見市)の計23店舗に、荷室の冷却機能が故障したトラックで生鮮食品などが配送されていたことがわかった。通常なら荷室の温度は0~5度なのに、最高で20度近くに上がることもあった。故障していた期間は最長で今年9月末までの1年1カ月とみられる。店舗の利用客から品質の不良や健康被害などの情報は寄せられていないという。

 故障は、運送会社のアキタ(名古屋市中村区)がバローへの配達で使っていたトラック240台のうち、可児営業所(岐阜県可児市)の3台で見つかった。9月下旬に匿名の情報提供を受けたバローが調査して問題が判明し、4日に自社サイトで公表した。

 配送先は愛知県内の12店舗、岐阜県内の9店舗、長野県内の2店舗。野菜や肉のほか、冷凍食品、弁当、アイスクリームなどを運んでいた。

 アキタによると、営業所の幹部が遅くとも今年4月には故障を把握していたが、修理せずに放置していたという。原田謙治社長は朝日新聞の取材に「食品を扱う会社としてあってはならないこと。誠に申し訳ありません」と謝罪した。

 バローはアキタに再発防止を求めるほか、品物の搬入時に温度の確認を強化するという。

 バローは、この問題による商品の劣化などが心配な利用客には、レシートがあれば交換や返金に応じる。問い合わせはバローお客様相談室(0120・81・3786)か、商品を購入した各店舗へ。

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 対象店舗は以下の通り。

 【愛知県春日井西、瀬戸西、品野、上野台、城山、浄水、志段味、新守山、中志段味、高辻、瑞穂、鳴海【岐阜県】富加、関ひがし、関緑ケ丘、瑞浪、多治見多治見南、笠原下石、南土岐、美濃加茂【長野県】松尾、飯田(根本晃)