和歌山市、断水に関する相談電話を設置 水管橋落下で6万世帯に影響

【動画】和歌山市の水管橋落下の瞬間=近畿地方整備局提供
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 和歌山市紀の川にかかる六十谷水管橋が3日に切れて落ちた事故は、市北部の約6万世帯(約13万8千人)の生活を4日も直撃した。原因はわからないままで復旧のめども立っていない。

給水所

 和歌山市は4日午前7時、ほかの自治体や自衛隊に協力をあおいで、紀の川以北の小学校など22カ所に応急の給水所を開いた。紀の川以南の公共施設(17連絡所、12支所、4コミュニティセンター)にもつづけて給水所を開設し、ペットボトルなどの容器を持参するよう呼びかけている。

 貴志南小学校(和歌山市中野)では、ポリタンクややかんを手にした住民が午前7時には列をつくった。

 3日午後8時ごろに自宅の水がとまったという会社員の男性(65)は、仕事を休んで駆けつけた。

 「1日はこれで大丈夫だが、復旧するまで毎朝こうやって並ぶしかないのか……」。トイレの回数を抑えているという。

 野崎小学校(和歌山市野崎)では、大阪市水道局の給水車が住民に水を配った。藤田弘子さん(68)は、腰に持病がある夫の昌之さん(73)といっしょに四つのポリタンクを車に運んだ。

 「水は重たいねえ」と弘子さん。「あんな大きな水管橋が崩落するなんて。管理ができていなかったのか」と昌之さんは話した。4日の風呂は市南部の銭湯に行くという。

 給水時間は小学校が午前7時から午後8時まで、連絡所と支所が午前9時から午後5時まで、コミュニティセンターが午前9時から午後9時半まで。和歌山市は、断水に関する専用の電話を開設した。問い合わせは電話073・435・1353へ。