沖縄県石垣市の尖閣上陸、政府「不許可」 標柱設置認めず

寺本大蔵
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 沖縄県石垣市尖閣諸島に字名を記した目印(標柱)を設置するために政府に申請していた上陸許可について、政府が認めない通知を出していたことが、市への取材でわかった。

 市によると、総務省から9月28日付で「尖閣諸島の安定的な維持・管理のため、原則として政府関係者を除き、尖閣諸島への上陸を認めない方針をとっている」と通知があったという。

 昨年6月の市議会で、尖閣諸島の字名を「登野城(とのしろ)」から「登野城尖閣」にする議案が可決され、同10月に変更された。五つの島には1969年に建てられた5本の標柱があるが、市は新たな字名が記された5本の標柱(高さ108センチ、幅30センチ)を約200万円かけて製作。今年9月3日付で総務省に五つの島への上陸申請をしていた。(寺本大蔵)

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    遠藤乾
    (東京大学大学院法学政治学研究科教授)
    2021年10月5日3時25分 投稿

    【視点】 適切な対応である。  日本が相手に行動を起こさせる理由を自ら与えるのは愚か。こちらに非がないにもかかわらず先方が一方的に行動したとき、その程度に応じて、国際世論はこちらに有利に動く。なかでもアメリカ政府の認識が軍事的には決定的。そこを見