「虎の威内閣」名付けた思いは 辻愛沙子さん「内向き政治を痛感」 

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聞き手・長富由希子
写真・図版
辻愛沙子さん=株式会社arca提供
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 自民党岸田文雄総裁(64)が率いる新内閣が4日、発足する。自民党の新執行部も決まった。一連の政治の動きを、若い世代はどう見るのか。クリエーティブディレクターの辻愛沙子さん(25)は新内閣を「虎の威内閣」と名付けた。その真意を聞いた。

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 ――新内閣が4日に発足し、党の新執行部も決まった。どう評価しているか。

 総裁選で安倍晋三前首相(当時)や麻生太郎副総理兼財務相(同)の力を大きく借りた結果、内閣は各派閥に非常に配慮した人事になっていると感じた。虎の威を借りて総理になられた方だと、党や内閣はこういう面々になるんだ、と感じた。

 党の人事も非常にがっかりした。赤木ファイルもそうだし、2019年の参院選広島選挙区をめぐり、党本部が河井案里氏=公職選挙法違反(買収)の罪で有罪判決が確定、参院議員を失職=側に提供した計1億5千万円もそうだが、再調査すべき案件がどんどん重なっている状況がある。

 それにもかかわらず、経済再生相だった2016年、自身や元秘書が都市再生機構(UR)と土地の補償交渉をしていた業者からの現金を受領していたことが発覚し、閣僚を辞任した甘利明氏が幹事長のポストに就いた。

 「あれは、どうなりましたっ…

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