秋の関東Vロードよ再び 思い出の優勝決定5試合  名将の気配りも

有料会員記事

[PR]

竜党のつぶやき 中日ドラゴンズへの深すぎる愛

 先日、わが家にブルーの大型封筒が「ゆうメール」で届いた。

 「すぐに開封して内容をご確認ください」とあるが、数日間、開く気にもならず放っておいた。

 「中日ドラゴンズ公式ファンクラブ2022案内」だ。思わず破り捨てた人はいなかっただろうか。ここまでひどい試合を見せられたのだから。

中日ドラゴンズにまつわる話題をお届けします。コラム「竜党のつぶやき」は毎月第1火曜日に配信します。

 9月24日ヤクルト3―0中日

   25日ヤクルト0―0中日

   26日ヤクルト16―0中日

 同一カード3戦連続無得点の直後に届いたのだ。はいはい自動継続更新ですね、という気分にはなかなかなれないだろう。

 中日コテンパン 悪夢の16失点

 9月26日夜のヤフーニュースにこんな見出しが躍った。「コテンパン」という表現が、沸騰する怒りを多少は和らげてくれた。

 私が見た時点でも、2千以上のコメントがぶらさがっていた。

 与田剛監督への辞任要求はじめ、首脳陣の選手起用への疑問、球団の編成方針への批判など、あらゆる不満が真っ赤なマグマとなって噴出している感があった。

 うなずけたのはヤクルトファンからの激励だ。

 「うちは最下位争いしている時代も、広沢、ペタジーニ、ハウエル、ラミレスなど、和製大砲や飛び抜けた助っ人がいて応援しがいがあった。ほとんどが好条件で引き抜かれますが……。今のドラゴンズにはそういった人材が見当たらない。この投手陣に、和製大砲やスーパースターが現れたら期待持てるなあ、と思ってます。ドラゴンズ頑張れ。心から……」

 ヤクルトは資金力がある球団ではないのに、今年は補強した2人の外国人野手がまずまずの活躍をしているし、山田哲人村上宗隆、塩見泰隆ら若手・中堅が着実にチームの柱に育っている。

 それに比べ、ドラゴンズは……。今年の神宮球場での1勝7敗1分という成績は、首都圏の竜党にはひどすぎるのではないか。

秋の関東Vロード

 落合博満監督の時代(2004~11)によく神宮球場に通った。そしてたいてい勝って、気持ちよく帰路についた。その頃は、中日ファンのいる三塁側席のほうが埋まっていることもあった。とりわけ9月から10月は、中日側スタンドのほうが活気があったのだ。

 なぜなら、かつて秋はドラゴンズの季節だったからだ。9月から10月にかけての関東遠征は「秋の関東Vロード」だった。この時期の関東遠征は、いよいよマジックが5、4、3と減るカウントダウンの最終盤に重なっていた。そして、私たちは頂点に立つその試合を観戦したいと、何試合も保険をかけてチケットをおさえにかかっていたのだった。

 ドラゴンズは戦後、1954…

この記事は有料会員記事です。残り3827文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
【1/24まで】2つの記事読み放題コースが今なら2カ月間無料!