麻雀(マージャン)のプロリーグ戦「Mリーグ」が4日、開幕した。有名企業がオーナーの8チームには、それぞれ4選手が所属。優勝チームには、記念のシャーレと賞金5千万円が贈られる。
4年目のシーズンを迎えたMリーグは、観戦者数が増え続けている。全試合中継するネットテレビ「ABEMA」の視聴数が、100万を超えることも珍しくない。
よりファンを増やすにはどうすればいいのか。開幕戦を前に各チームの囲み取材からは、各チームがファンをより魅了する麻雀を追究する姿勢が強く感じられた。
開幕式では、前シーズン優勝のEX風林火山の二階堂亜樹選手が「狙うのは連覇なのですが、それ以上に(シーズンが)終わったときに、また来年も見たいな、楽しみだなと思ってもらえるような麻雀を皆さんに見て頂きたい」と話した。
例えばU―NEXTパイレーツの小林剛選手は「細かい、せこい、わかりにくい麻雀」と言い、KONAMI麻雀格闘倶楽部の佐々木寿人選手は「卓上を焼き尽くすような麻雀」と表現した。
特徴や個性を打ち出しながら、ポイントを積み重ねるのはどのチームか。水面下でのかけひきが、より熱を帯びそうだ。
各チームの選手たちの主なやりとりは以下の通り。
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EX風林火山(前季1位)には、二階堂瑠美選手が加入。二階堂亜樹選手と姉妹でのMリーガーが誕生した。元々、麻雀界では有名な姉妹だ。瑠美選手は「改めてサポーターの方、Mリーグのファンの方に、姉妹で応援してもらえたらうれしい」と呼びかけた。オーディションを経て加入した松ケ瀬隆弥選手は「各チームの研究をしてきました。(オーディションに)勝って指名されたので、勝って恩返ししたい」と話した。
KADOKAWAサクラナイ…