杉田・和泉氏「官邸官僚」が退任 菅氏とタッグで霞が関統制

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永田大
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 岸田文雄新政権の発足にともない、安倍、菅両政権で「官邸官僚」として長く重用された杉田和博官房副長官と和泉洋人首相補佐官が4日、退任した。官邸主導の政権運営を支えた事務方が去り、「官邸1強」とも呼ばれる政治態勢は変わるのだろうか。

 官僚トップを9年近く務めた杉田氏は警察庁出身。首相や官房長官を支える黒衣役として主に危機管理を担い、在職日数は歴代最長を記録した。2017年8月以降は、中央省庁の幹部人事を管理する内閣人事局長も兼ねた。当時の菅義偉官房長官とタッグを組み、情報と人事で霞が関ににらみをきかせる姿は、官僚たちから恐れられもした。

 一方、菅政権下で明るみに出た日本学術会議が推薦した会員候補6人が任命を拒否された問題では、菅前首相と相談して除外の調整にあたったとされる。野党は杉田氏の国会招致を求めていたが、実現しなかった。同氏の後任には、栗生俊一警察庁長官が就く。

 和泉氏は国土交通省出身で…

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