米報道官「地域の平和損なう」 中国軍機の台湾防空圏進入を懸念

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ワシントン=園田耕司、北京=冨名腰隆
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 中国軍機が台湾の防空識別圏(ADIZ)への進入を繰り返している問題をめぐり、サキ米大統領報道官は4日の記者会見で「中国の挑発的な軍事活動は(意図の)読み違えのリスクを高め、地域の平和と安定を損なう」と述べ、懸念を表明した。一方、サキ氏は外交チャンネルを通じて中国側と非公式に接触し、米国のメッセージを伝えていることも明らかにした。

 ロイター通信によると、中国軍機は過去4日間で約150機が進入。サキ氏は会見で、中国に対し、「軍事、外交、経済的圧力を台湾にかけることをやめるべきだ」と要求した。さらに、米国は台湾関係法に基づき、台湾の防衛能力を支援していることに言及したうえで、「我々の台湾への関与は揺るぎないものであり、台湾海峡と地域の平和と安全の持続に貢献していく」と強調した。

 米国務省のプライス報道官も4日の会見で、中国の行為に懸念を表明したうえで、「米国は今後も台湾との関係を深化させ続ける」と話した。

 こうした米側の発言に中国外…

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