警視庁が山口組総本部を捜索 幹部が不正にタワマン購入した疑い

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 暴力団関係者ではないように装って東京都内の高級タワーマンションを購入したとして、警視庁が指定暴力団山口組の幹部組員らを電磁的公正証書原本不実記録・同供用の疑いで逮捕していたことが5日、捜査関係者への取材でわかった。組織的な事件の疑いがあるとして、警視庁はこの日、山口組総本部(神戸市灘区)を家宅捜索した。

 9月15日に逮捕されたのは、山口組の幹部で二次団体・名神会(名古屋市)会長の田堀寛容疑者と、プロ野球巨人の元選手・岡田忠雄容疑者。

 2人は共謀して2016年11月、東京都江東区タワーマンションの一室を、田堀容疑者が住むことを売り主に隠し、岡田容疑者が経営する会社「グリーンランド」(東京都港区)の名義で買い、登記するなどした疑いがある。実際は田堀容疑者が資金を用意し、部屋を使っていたという。

 警視庁は2人を高校時代からの友人同士とみている。警視庁は資金の出どころやマンションの用途について、暴力団が組織的に関与した可能性があるとみて調べている。