ジュンヤ・ワタナベ アジアへの郷愁と清い心、ロマンチックに

有料会員記事ファッション

編集委員・高橋牧子
[PR]

 コムデギャルソンのブランドのひとつ、ジュンヤ・ワタナベは4日、東京都港区東京タワーに隣接するスタジオで、2022年春夏コレクションを披露した。

 テーマは「Nostalgic for Asia」。今年7月に都内で発表した22年春夏メンズコレクションと同様に、英国の写真家、ジェイミー・ホークスワースのアジアの情景などを写した写真が発想源。とはいえ、アジア調のプリント柄の多用は同じだが、カジュアル感の強かったメンズとはうってかわって、複雑なパターンを駆使したロングドレスなどエレガントで凝った力作をそろえた。

 プリントなどの柄は、田名網敬一や近藤丹子ら日本人も含む主にアジアのアーティストの作品から。ボタンなどの花柄や墨で書いたような筆の文字柄、竜や金魚など東洋調の柄が、薄く透ける素材にプリントされたり、輝く糸と共にジャカード地に織られたり。全体的には優しくフェミニンなイメージ。時にこのブランドが得意とするライダースや綿入り、デニムのジャケットなどスタンダードなアイテムとミックスされる。

 色もアジアンカラーである赤…

この記事は有料会員記事です。残り329文字有料会員になると続きをお読みいただけます。