文科相指名に「私は末松信介ですよ」 首相からの電話、驚き聞き返す

伊藤和行
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 岸田内閣の文部科学相に就いた末松信介氏(65)が5日、就任後初の記者会見で、文科相に指名されたことを「正直、驚いた」と振り返った。末松氏は国土交通副大臣などを務めてきたが文科行政の経験は浅く、岸田文雄首相から電話で指名された際、「私は末松信介ですよ」と聞き直したという。

 末松氏によると、岸田氏から3日に電話があり、文科相への起用を伝えられた。確認のため改めて聞き直すと、「その通りです。しっかりあなたにやっていただきたい」と告げられたという。末松氏は会見で「希望をもち、感激いたしました」と述べた。

 末松氏は参院自民党の前国会対策委員長兵庫県議から2004年に参院議員に転じ、財務政務官や国交副大臣などを務めてきた。

 この日の会見では抱負として、コロナ感染対策と学びの両立や、子育て世代の教育費の支援強化などを挙げた。萩生田光一前文科相が表明した教員免許更新制の廃止については、予定通り来年の通常国会で必要な法改正をする考えを示した。(伊藤和行)