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男性の性器の悩みからパートナーとすれ違い… 話そうよ

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机美鈴、杢田光、田中ゑれ奈
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 男性器が小さい、あるいは包茎ということで馬鹿にされたり、からかわれたりする――。そんな男性たちのコンプレックスを取り上げたところ、反響が届きました。悩む男性たちのかたわらで、パートナーの女性たちもまた、悩んでいます。

痛がる夫、病院を拒否して…

 〈夫婦関係で心が満たされなかった60代の女性。夫にはコンプレックスに正面から向き合ってほしかったと振り返ります〉

 結婚当初からセックスのトラブルを抱えてきました。刺激に弱いのかすぐに終わってしまう。行為の後は先端が痛むと言って、しばらくできない状況が繰り返されました。

 私は訳もわからず心配ばかり。嫌がる夫に「傷を見せて」としつこく頼んだところ、一部だけを見せてくれました。ひび割れのような傷が無数に入り、血がにじんでいました。

 病院へ行くように勧めても拒否するので、ひとりで近所の病院に行きました。看護師さんに事情を話して薬をもらえないか頼みましたが、「ご本人が来られないと」と、申し訳なさそうに言われました。

 子どもには恵まれ、周りからは幸せな家族と見られていたことでしょう。ですが私の心は満たされませんでした。

 夫と性生活について話そうと…

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    田中俊之
    (社会学・男性学研究者)
    2021年10月6日22時21分 投稿

    【解説】性と生殖は女性の問題という認識は、この領域について女性にばかり負担が偏る構造を生み出しています。その結果、男性は女性の体に関してだけではなく、自分の体のことさえ十分に知らないでも生活できてしまうわけです。だから、記事に書かれているような悩み