販売ストップの「アサヒ生」、11月再発売 「品薄商法ではない」

山下裕志
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 アサヒビールは5日、28年ぶりに復活させた缶ビール「アサヒ生ビール」を、350ml缶に絞って11月24日から再発売すると発表した。「アサヒ生」は9月14日の発売直後から注文が殺到。3日後の9月17日、在庫がなくなり次第、販売を一時停止すると公表していた。

 想定以上の反響があって製造が追いつかない状況だという。9月だけで73万箱を出荷し、年内に目標とした150万箱の半分近くになった。

 「アサヒ生」の製造に集中するため、同社は同じ酵母を使って11月24日に売り出す予定だった缶ビール「アサヒ生ビール黒生」の発売を当面見送るとも発表した。「アサヒ生」でも、500ml缶の再発売は未定としている。

 同社は「アサヒ生」を看板商品「スーパードライ」に続く第2の柱に育てようと、人気俳優の新垣結衣さんをCMに起用するなどPRにも力を入れてきた。

 アサヒの広報担当者は「お客さまならびにお得意先さまには、多大なご迷惑をおかけしますことを深くおわび申し上げます」とコメント。ネット上では、話題性をねらった「品薄商法」との見方もあるが、「(品切れは)当社にとってのメリットはなく、品薄商法ではございません」としている。(山下裕志)