参院山口補選が7日告示 保守分裂の衆院山口3区、自民陣営に緊張

有料会員記事2021衆院選

高橋豪、伊藤宏樹
[PR]

 林芳正元文部科学相(60)の辞職に伴う参院山口選挙区の補欠選挙が7日、告示される。自民党山口県出身で比例現職の北村経夫参院議員(66)を擁立。24日投開票で、19日公示の衆院選と日程が一部重なるため、ともに衆院山口3区の議席を狙う現職の河村建夫官房長官(78)と林氏は自民支持層の囲い込みを強め、衆院選をにらんだ動きを加速させている。

 補選には、共産党が元県議で新顔の河合喜代氏(61)を立て、「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」公認で新顔の元ユーチューバー原田将大氏(30)も立候補を表明している。

 自民県連は8月、林氏が7月中旬に3区へのくら替えを表明すると、議員辞職前にもかかわらず公募を開始。4人が応募したが、県連幹部による選考で山口県田布施町出身で元産経新聞政治部長の北村氏に決めた。

 北村氏の選対本部長には県議会の実力者柳居俊学議長(71)が就く。柳居氏は県議会の自民会派(26人)をまとめ、林氏のくら替えを後押ししてきた。

 柳居氏ら県議の多くは、補選での北村氏への支援を通じて3区での戦いを優位に進めようと、北村氏の運動の中核を担ってきた。

 9月4日に山口市であった北村氏の事務所開きでは、林氏が「情報収集力、判断力、実行力には感嘆している。押し上げないといけない」と全面支援を強調。県関係の衆院議員が相次いであいさつするなか、河村氏の姿はなかった。

 河村氏側は北村氏の選挙支援…

この記事は有料会員記事です。残り600文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
【1/24まで】2つの記事読み放題コースが今なら2カ月間無料!
2021衆院選

2021衆院選

ニュースや連載、候補者の政策への考え方など選挙情報を多角的にお伝えします。[記事一覧へ]