「望外の3連覇」永瀬拓矢王座が防衛 木村一基九段は「受け」きれず

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佐藤圭司
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 将棋の第69期王座戦五番勝負(日本経済新聞社主催)の第4局が5日、神戸市で指され、永瀬拓矢王座(29)が挑戦者の木村一基(かずき)九段(48)に122手で勝ち、シリーズ成績を3勝1敗として王座のタイトルを防衛した。これで永瀬王座のタイトル獲得は4期(王座3期、叡王1期)となり、王座戦は第67期で奪取した後、2期連続で防衛し、3連覇となった。

 終局後、第1局で敗れた後、3連勝で防衛を果たした永瀬王座は「(今シリーズは)とても難しい将棋が多く、苦しい展開が多かった。(王座戦3連覇は)結果が出て、良かったと思います」と話した。タイトル奪取は成らなかった木村九段は、今シリーズを振り返って「自分でも気づくようなミスが多かった気がします。そこは反省点」と話した。

 将棋界に八つあるタイトルは現在、渡辺明名人(37)=棋王・王将と合わせ三冠=、豊島将之竜王(31)、藤井聡太三冠(19)=王位・叡王・棋聖=、永瀬王座の4人が分け合い、「4強」と称される。永瀬王座は王座のタイトル防衛で4強の一角を守った形だ。

 永瀬王座は横浜市出身。名人…

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