山梨の日本酒を味わう 旅行業者らが試飲、消費量アップへ

河合博司
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 山梨県酒造協同組合(北原兵庫理事長)は1日、国内外で県産日本酒の消費量を高めようと、甲府市のホテルで試飲会を開いた。招かれた旅行業やホテルの飲食担当者ら約80人が、地理的表示(GI)「山梨」を受けた8蔵33銘柄を味わった。

 地理的表示は、産地や品質を保証する制度。国際的な信用と競争力が高まるとされ、ワインは2013年に、日本酒は今年4月に国税庁の指定を受けた。県によると、ワインと日本酒ダブルの指定は全国的に珍しいという。

 笹一酒造(大月市)は大吟醸、純米など3種類を提供。試飲した女性は「ジュースのように軽い」「フルーティーな香りがすてき」と評した。天野怜社長(42)は「山梨は水の良さが特徴。県産独自の味わいを広く知って欲しい」と話した。

 井出醸造店(富士河口湖町)の井出與五右衛門社長(62)は「日本酒の風味は多彩です。メインの食にどれを選ぶか、楽しいと思います」と話した。

 新型コロナウイルスの感染予防で、試飲は2部制の少人数で開かれ、足踏み式試飲器が使われた。(河合博司)