赤ちゃんのおもちゃ、サブスクで 保育園目線で選んだ太鼓判セット

佐々木洋輔
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 乳幼児用のおもちゃをサブスクリプション定額制)でレンタルするサービスを、三重県鈴鹿市内にある保育園が10月から始めた。毎月決まった金額を払って商品やサービスを受け取るサブスク。音楽や動画配信で近年急速に広まったこのビジネスモデルに、発案者は保育園ならではの知見と工夫を詰め込みたいと意気込む。

 おもちゃのサブスクを始めたのは鈴鹿市南旭が丘3丁目の「このはな保育園」施設長の桐生常朗さん(29)。地域の保育園不足を解消しようと国の企業主導型保育事業の助成制度を活用し、20年3月に同保育園を開園した。同園は0~2歳児の定員19人で、「児童目線」のきめ細かな保育を売りにしている。

 少人数の保育園運営で、園児一人ひとりの成長に合わせた保育を実践していく中で、桐生さんはおもちゃも成長スピードとともに変えていく必要があると気がついた。桐生さんは「赤ちゃんは1日1日できることが増えていく。成長に合わせた知育玩具で遊び、学ばせたい」と話す。

 赤ちゃんがおもちゃに飽きたり、増えれば増えるだけ収納スペースが必要だったりと、各家庭で購入し続けるのは難しく、サブスクの需要があると考えたという。

3万円相当が月6500円 でもそれだけじゃない

 おもちゃのサブスクは大手玩具メーカーがすでに始めているが、桐生さんは保育園目線で違いを示す。まず生後0~6カ月をスタートに、その後、6~8カ月、8~10カ月、10~12カ月と、月齢2カ月ごとにおもちゃ6個が1セットで届く。中身は月齢ごと同じ。「安心して開封して欲しい」(桐生さん)と、どんなおもちゃが入っているかは公開している。

 保育園で実際に使っていて園児の反応が良い木製のおもちゃがメイン。10カ月児の父親でもある桐生さんが「長女も実際に遊んでいるもの」と太鼓判を押す。

 調達には県内の玩具店に協力を得た。おもちゃといっしょに月齢に合わせた返品不要の新品絵本、子育てコラムも搬入。1セット約3万円相当のおもちゃが、月額6500円(税別)でレンタルできる仕組みだ。

 また、おもちゃ遊びに合わせたわらべ歌も「ユーチューブ」で公開している。今後、1歳児向け2歳児向けのパッケージも考案中だという。桐生さんは「ただおもちゃや絵本をお届けするだけではなく、子育て時間の全体にアプローチしたサービスをお届けします」と話している。

 詳しくはHP(https://office-kiryu.com/konotoy.php別ウインドウで開きます)で。(佐々木洋輔)