フランス議員団が訪台 台湾に近づく各国、警戒の中国は「断固反対」

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台北=石田耕一郎、パリ=疋田多揚 北京=高田正幸
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 フランスの元国防相、リシャール上院議員ら超党派の議員4人が6日、台湾を訪問した。米国や日本なども議員交流を通じて、台湾との距離を縮めようとしている。中国はこうした動きに反発しており、台湾への軍事的威嚇がさらに強まる可能性がある。

 台湾外交部(外務省)によると、リシャール氏は仏上院で台湾友好議員連盟の代表を務め、2015、18年にも訪台した。7日に蔡英文(ツァイインウェン)総統と会談し、10日まで滞在する。外交部の欧江安報道官は事前の会見で「中国の圧力を恐れずに訪台することを歓迎するとともに、自由や民主主義を支持する姿勢に敬意を示したい」と話した。

 今回の訪台には中国が強く反発。駐仏中国大使がリシャール氏に手紙を送って計画中止を強く要請し、これに疑問を呈したフランスの中国研究者をツイッターで「ごろつき」とののしり、仏外務省から抗議を受けた経緯がある。中国外務省は9月末、「『一つの中国』原則は、仏を含む世界各国と中国が友好、協力的な関係を発展させていくための政治的基礎だ。仏議員と台湾当局のあらゆる公的な接触と交流に断固として反対する」(華春瑩報道局長)と強調した。

 仏政府も、リシャール氏らの…

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