8日から「天王山」 阪神ーヤクルト 気がかりなのはあの左打者

KANSAI

伊藤雅哉
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 (6日、プロ野球 阪神タイガース2―0横浜DeNAベイスターズ)

 阪神はこの日で5連勝となったが、首位ヤクルトとのゲーム差は1のまま縮まらなかった。両チームは7試合連続で同じ勝敗だ。優勝争いの行方は、8日からの直接対決ではっきりするだろう。気がかりなのは、5日に60打席ぶりの安打を放った佐藤輝明だ。

 スランプにはまった選手について、この世界でよく言われるのが「1本出れば変わる」。技術より、メンタル面で切り替わるのが理由だろう。矢野燿大(あきひろ)監督は5日の試合後、「残りの試合の中で、感じをつかんでくれたらなと思って使っている」と話していた。

 この日も7番に座った佐藤輝は3打数無安打、2三振に終わった。速球に振り遅れるのは変わらず、六回はやや甘めの146キロ直球をファウルした後、落ちる球を振らされて三振。八回無死二塁では、代打にバント要員の島田海吏を送られた。

 5連勝中は計16得点。1試合平均3点強しか取れていない。山田哲人村上宗隆がいるヤクルトに立ち向かうには心細い。この日、矢野監督は「明日は打線が奮起してほしい」と願った。

 だからこそ佐藤輝の力は不可欠だが、8日からヤクルトの先発が予想される奥川恭伸、高橋奎二、石川雅規には計10打数無安打、6三振。一発を量産した前半戦の状態にはほど遠い中で、託すことができるのか。「天王山」まで残り1試合しかない。

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