権勢振るった自民・二階派が苦境に 「しばらく冷や飯」の声も

有料会員記事自民党総裁選2021自民

野平悠一
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 自民党二階俊博前幹事長が率いる二階派(47人)が苦境に立たされている。菅政権では幹事長派閥として権勢を振るったが、岸田政権で状況が一変。党幹部への登用はなく、派内からは「しばらくは冷や飯だ」との声も漏れる。

 「先生方のご指導のおかげでいま私はこの立場に立っています」。新内閣が発足した4日、経済安全保障相に就任した小林鷹之衆院議員(46)は、所属する二階派の事務所に集まった同僚議員らの前でマイクを握り、深々と頭を下げた。

 経済安保相は岸田文雄首相肝いりの新設ポスト。そこに抜擢(ばってき)されたのが当選3回の小林氏だった。ただこの人事は、岸田氏が政調会長時代に立ち上げた党の新国際秩序創造戦略本部(座長・甘利明幹事長)で小林氏が事務局長を務めており、岸田、甘利両氏による「一本釣り」との見方が強い。

 二階派からは、民主党政権で…

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