落語×狂言なのに「笑えない会」って? 桂よね吉と茂山千五郎の思い

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向井大輔
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 笑えない会――。落語家の桂よね吉と狂言師の茂山千五郎がそんな名前の公演を10年近く続けている。ともに笑いを基調とする芸のはずなのに、一体どういう会なのだろう。

 初回は2012年。「難しくて上演頻度は低いけど、味わいがある」「分かりづらいけど、誰かがやらないと継承できない」。そういう演目を上演することで、より深い世界を知ってもらおうと立ち上げた。笑いが少ないのは覚悟の上。分かりやすくて面白い演目がもてはやされる昨今に、一石を投じた。

 時には身の丈以上の大曲や難曲に挑み、自らに「笑えない」レベルの高いハードルを課す。しかし、笑えないのはそればかりではない。

■笑える噺、でも笑えない話…

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