その校則って変じゃない? 法律家の目でチェック、事例をネット調査

藤谷和広
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 気になる校則ありませんか――。千葉県弁護士会は15日から、県内の理不尽な校則を集めるインターネット調査を始める。「校則が『必要かつ合理的な範囲』を逸脱していないか法律家の目でチェックし、現場に一石を投じたい」(西田祥子弁護士)という。

 アンケートは「変だな」「何のためのルールなの?」と疑問に思う校則について、県内の小中高校生や卒業生、保護者が同会ホームページから回答する仕組み。匿名可で、学校名の記入は任意という。

 体育での男女同部屋での着替え(学校生活)▽ツーブロック禁止(頭髪)▽下着の色指定(服装や持ち物)▽運動中の水分補給禁止(部活動など)――などの具体的事例を集めたいという。同会として、人権侵害のおそれがあると判断した場合、学校や市町村に是正を求めていく。

 会見した村山直弁護士は「子どもでも意見を言っていいんだと感じてもらえれば」と話した。

 県内では2019年、県立高校の女子生徒が教諭に「毛先が赤い」と注意され、頭髪に黒染めスプレーをかけられたとして、同会が人権侵害だと訴えていた。理不尽な校則が社会問題化したことを受け、文部科学省は今年6月、全国に校則の「積極的な見直し」を求める事務連絡を出している。

 同会では、公立中を対象に県内の各市町村に校則などの情報開示請求もしており、来年4月ごろに調査結果を公表する予定。(藤谷和広)