救急救命士が投薬ミス、10代女性が一時心臓停止 千葉市が謝罪

重政紀元
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 千葉市消防局は7日、救急救命士の投薬ミスがあり、市内の10代女性が不整脈で一時心臓が停止する重症になったと発表した。現在も重症で、市内の医療機関に入院中という。同局は「不適切な処置だった」として謝罪した。今後、第三者を含めた委員会で検証する。

 市消防局によると、3日夜、10代女性が夕食後に食物アレルギーによるアナフィラキシー症状を起こして搬送中、男性救急救命士が使用すべき薬剤を誤認したという。消防局の指令センターに常駐する医師の指示を受けたが、この医師も誤認に気がつかなかった。

 本来使用すべきだった薬剤と、誤認した薬剤は成分は同じだが、筋肉注射と点滴による静脈投与で処置方法が違い、今回の静脈投与は即効力が強く容体が急変したとみられるという。(重政紀元)