前会長解任の山口FG、混乱長引く 「権限を逸脱」報告書案に異論

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女屋泰之、編集委員・堀篭俊材
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 山口フィナンシャルグループ(FG)は7日の臨時取締役会で、解任された吉村猛前会長兼最高経営責任者(CEO)が主導した新銀行構想について調査した報告書案を審議した。「吉村氏がCEOとしての権限を逸脱していた」と認定する内容だったが、異論が出てまとまらず、審議は継続となった。山口FGは来週にも臨時取締役会を再度開く予定だ。前会長の解任劇に端を発し、混乱が長引く異例の事態となっている。

 関係者が明かした報告書案によると、吉村氏は5月末の取締役会で消費者金融アイフルと新銀行をつくる構想を説明した。だがその数日後には、旧知の外資系コンサル元代表を新銀行のCEOに迎えるため、高額の報酬で採用する計画になっていた。新銀行構想を性急に進めようとしたことは経営トップとして不適切だったと認定している。

 また、新銀行構想を進めた吉村氏直属のCEO室を廃止することなどを提言する内容になっている。

 7日の臨時取締役会には吉村…

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