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ワクチン2回目終了60%超 予約に余裕、若者向け枠も 神奈川県内

新型コロナウイルス

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 新型コロナウイルスワクチンで、2回目接種まで終えた人の割合が神奈川県内で60%を超えた。県の担当者は、11月末までに希望者全員の接種が終わると見込む。集団接種では予約枠に空きが目立つ地域もあり、自治体は早期に接種を受けるよう呼びかけている。

 県によると、県内では、6日時点で2回目接種まで終えた人は全世代(12歳以上)の62・03%。1回目接種を終えた人は73・02%だった。

 12~64歳に限ると、2回目接種まで終えた人は51・71%。1回目接種を終えた人は66・49%という。

 政府は11月末までに希望者全員の接種を終えることを目標としている。県の担当者は「このペースで進めば、11月末に2回目接種率が80%に届くと見込んでいる」と話す。

 高齢者への接種予約が始まった今春は、予約用のウェブサイトや電話回線が各地でパンクし、予約の取りにくさが問題となった。だが今では予約はかなり取りやすくなり、空きが目立つ会場もあるという。

 川崎市は2日に、大規模接種会場での10月中旬からの予約受け付けを始めたが、7日午後6時時点での予約率は7%前後にとどまった。市は11月以降は接種体制を縮小する予定で、希望者には「10月中に1回目の接種を受けて」と呼びかけている。

 相模原市でも予約に空きがある会場があるという。こうした状況を受けて両市は、大規模接種会場で空きがあれば、予約なしでも接種が受けられるようにする取り組みを始める。綾瀬市も集団接種会場で24日以降の夜間に、予約なしの接種を受け付ける。

 相模原新型コロナウイルスワクチン接種推進課の担当者は「予約が取りにくい接種初期のイメージが強く、諦めていた人が多かった」とみる。仕事や学校があって予約を入れづらい人も一定数はいるとみて、大規模接種会場での予約なし接種に踏み切ったという。

 ワクチン接種は高齢者から始まり、徐々に対象年齢を下げていったため、世代が若くなるほど接種率も低いのが現状だ。

 横浜市は若者への接種を加速しようと今月、若者向けの接種センターを開設し、1日で千人まで接種できるようにした。ただ利用率は2割程度にとどまるという。「若年層へアピールしているが、行動に結びついているかはわからない」と担当者。日中に受けられない人向けに、深夜から早朝に接種を行う会場は、1日最大120人の枠の8割が埋まっているという。

 一方、全世代の2回目接種率が55・76%にとどまっている藤沢市でも、1回目接種率は70・64%に達しており、集団接種の予約枠の空きも目立つ状況だ。

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