米価下落で県に支援策要望 県市長会など 青森

吉備彩日
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 コメの集荷の際に各農協が農家に支払う仮渡し金「生産者概算金」が今年度、大幅に引き下げられたことを受け、JA青森中央会や県市長会などは7日、三村申吾知事に米農家への支援を求める要望書を手渡した。

 県市長会などは、国の収入減少影響緩和交付金(ナラシ対策)や収入保険の補塡(ほてん)金の早期支払いを国に働きかけるよう要請。このほか▽県の中小企業者等事業継続支援金の支給要件を判定する対象期間の延長▽高収益の別の作物に作付け転換をするための初期費用の助成事業の創設▽各自治体が独自で実施する農家への支援策に対する県の財政負担――などを求めた。

 三村知事は「生産現場の切実な声として受け止める。相談窓口で、個々の経営に応じてきめ細かに対応したい」と答えた。県は5日から、資金繰りや作付け計画などについて農家から相談を受ける窓口を地域県民局に設置し、補助金や低金利・無利子で受けられる融資などについて情報提供を行っている。(吉備彩日)