女性市長が「あえて」投げかけた目線 政策決定の場にいる意義

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聞き手・中根勉 佐藤瑞季、山本知佳
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 三重県鈴鹿市の末松則子市長(50)は、2011年4月の初当選時、東海3県初の女性市長で、今も女性市長は3県ただ一人。市幹部らには、あえて「女性目線」で政策への疑問を投げかけてきたという。その狙いと成果は――。女性の政治参画が改めて注目されるなか、末松市長に聞いた。

岸田文雄新内閣では全閣僚21人中、女性は3人です。衆参の議員に占める女性も1~2割。女性が政治の意思決定に携わることで、何が変わるのでしょうか。女性のリーダーシップに詳しい研究者の見方も記事後半で紹介します。

 ――三重県議を2期務め、鈴鹿市長に転身されました。

 実行する立場にならないと、市民生活の現場はなかなか変えられないと議員をして感じていました。

 ――市長の仕事に男女差はないのでは。

 たしかに市長としてやるべき…

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