牧島デジタル相、NTTの接待は 「一議員の活動」 就任前に2度

中島嘉克
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 牧島かれんデジタル相は8日の閣議後会見で、大臣就任前にNTTから2度の接待を受けていたとする週刊誌報道について事実関係を認め、「一議員としての政治活動を行ったものだ」として問題はなかったとの認識を示した。

 7日発売の週刊文春は、牧島氏が2019年6月と20年6月、NTTの秘書室長から1人5万円の高額接待を受けていたと報じた。牧島氏は昨年6月、自民党のデジタル社会推進特別委員会の事務局長として、日本のデジタル化を政府に提言する活動をしていた。

 牧島氏は8日の会見で「5万円という金額をどう思うか」と聞かれ、「大臣就任前の一議員としての政治活動でありますので、その点はしっかりと意見交換をした場として受け止めている」と答えた。今後の企業とのつきあい方については「大臣規範とデジタル庁コンプライアンスを順守し、自らを律する」などと答えた。

 NTTの接待を巡っては9月下旬、デジ庁の事務方ナンバー2が過剰な接待を受けたとして懲戒処分を受けた。処分対象の会食には前デジタル相の平井卓也氏も同席していたが、平井氏は自身について「大臣規範上、問題ない」と繰り返している。有識者からは大臣規範の形骸化を指摘する声も上がっている。(中島嘉克)